「アンチヒーロー」

あくまで私的見解ですが
長谷川博己さんって、腹に一物ありそうな人物を演じるのが上手いよね。


本作の主人公がその典型。

ここまでを見た限りでは、彼のしていることが正義か悪かの判断がつきませんでした。

まるっきりのシロではないことは確かだと思う。
けど、はたしてどこまでシロなのか…。
けっこうクロに近いグレーだったりしてね。

そんな主人公の下で働く若手弁護士のふたり（北村匠海くんと堀田真由ちゃん）の真っ直ぐさが痛々しいです。

もしボスが悪だったら（その可能性大）、彼らはこの先どうするのだろう？

ところで
今クールって、なんで法廷ものが多いの？
考察ものが多いのはいつものことですが
こうも集中すると
制作サイドが示し合わせているのか？
と勘ぐりたくなります。

ま、同じ題材が集中するのは、今に始まったことではないんだけどねー。