「しょうもない僕らの恋愛論」

本作は、過去にやり残したことのある大人の男女が、今を生きるひとりの若者と出会うことで、己の人生を見直し、未来への扉を開こうとする物語。

文章にすると堅苦しい感じですが
2話目までは、どちらかというと切なさが先行しました。



けど、母親の昔の恋人に、わざわざ会おうなんて思うかなあ？

私なら絶対にしない。
と考える人が多数なんじゃないかと。

加えて、母親と主人公のすれ違いの過去に、ひとつだけ疑問が。
20年前の大学生なら、携帯電話くらい持っていただろう。
待ちぼうけしていないで、携帯で連絡取ればよかったのに･･･。

主人公は父親が倒れた連絡を携帯にもらったんでしょ？
彼女も持っている可能性大。
なんなら、公衆電話からだっていいんだし。

たった一度の待ちぼうけで壊れちゃう。
それだけの関係だったってわけ？
なのに、ヒロインは、母親の昔の思い人（＝主人公）に、なぜにこんなにもこだわる？

疑問はこの先、解明されるのだろうか？