「スカーレット」最終回

骨髄バンクの件は結局スルー？
陶芸家としてのヒロイン像に固執したのはなぜゆえ？


こうなると、いよいよ、件の「スピンオフ週間」が不要に思えてきますね。
あれがなければ、もっと広く深い視点で主人公を表現できただろうに。

そして、あれだけ比重を置いた武志の闘病生活が、ナレーションベースで終わってしまったのも残念な限り。

だからといって、死に際の武志の姿は見たくなかったしなあ。
けど、彼の死の扱いが軽すぎるのは気になる。
ジレンマだーっ。

朝ドラでささやかれる後半失速感は、本作でも否めず。
前半の勢いが維持できないのはどうしたもんか…。

「あまちゃん」レベルの作品登場を期待したい。