「ノーサイド・ゲーム」

主人公が上司の意に反する行動を起こしたことで冷や飯を食う
という流れは池井戸作品の鉄板。

初回から着地点が見える展開ですね。
なのに、興味を引かれるのはなぜだろう？
池井戸マジック？
そうとしか思えない。


前作（「集団左遷!!」）のましゃとは違い、大泉洋さんの演技にムリや力みは感じられず
さすが舞台で鍛えてきただけはある
と、改めて感心させられました。

ただ、ラグビーのシーンだけは別。
あのタックルじゃ、はっきり言って怪我する。
素人設定だからなのかもしれませんが、身体のためにも、できれば、もう少し受け身の練習をしましょう。

そんな本作の一番の注目は
あの上川隆也さんが敵役を演じること。

これまで「いい人」役が多かったので、どんな憎たらしいキャラを作り上げてくれるか楽しみ。

初回は小手調べ的でしたが、きっと徐々に主人公を追い込んでいくことだろう。
わくわく。