「純愛ディソナンス」最終回

なんでこうも手のひら返しばかりなの？


ドラマ的に、うまくまとめたくなるのもわかります。
ハッピーエンドに導きたいのも然り。

けど、問題解決への経緯が、あまりにも雑。

このドラマ、登場人物の心理状態がコロコロ変わりすぎなのよ。
加えて設定もです。

ヒロインのクラス担任が謎の死を遂げ
これってミステリー？と思わせておいて
今度は、先生と生徒の禁断の恋話。
毒親から執拗につきまとわれるかと思えば
がんと知ってからは、一転して面倒見ちゃう。
その間、同級生との微妙な同居生活とか
元先生との不倫関係とか
信じていた人からの裏切りとか
とにかく、要素の盛りすぎ感が大。

四方八方から「圧」を感じ、見ているこっちは鬱々。
こんな視聴しにくいドラマも久しぶりでした。

「明日、私は誰かのカノジョ」で株を上げた吉川愛ちゃんだけど、本作のキャラは成功とは言えなかったかも。