「セミオトコ」

ここのところ、コメディづいている山田涼介くん。
本作も、設定からしてコメディっぽい。





と言いつつ、悲恋＆純愛ものの予感もちらほら。

なんといっても、主人公がセミですからね～。
一週間しか生きられない存在ゆえ
ヒロインとの別れは必至。
この先の切ない展開が予想できます。

初回の雰囲気は、あくまでファンタジー。
あり得ない設定は、「泣くな、はらちゃん」を彷彿させますね。

ヒロインを演じる木南晴夏ちゃんは、相変わらず演技が上手い。
冴えないアラサー女子を見事に体現。

主人公が暮らすアパートの大家姉妹を演じる、檀ふみさん＆阿川佐和子さんのコンビも漫才みたいで楽しい。

そんな女優さんたちを向こうに回して目立っていたのが
ヒロインのヤンキー兄役の三宅健くんだ。

髪型が違う。
口調も違う。
結果、別人に見えた。

そんな彼のヤンキーっぷりにも注目したい。