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ジブリ映画「風立ちぬ」(ネタバレ、と言えるほど内容に触れていない程度の感想で申し訳ない…) [マンガ・アニメ]

公開から一ヶ月、ようやっと「風立ちぬ」を見に行きました。

見逃さずにすんでよかった~。[グッド(上向き矢印)]
それもこれも、公開直後と変わらぬタイムスケジュールで上映してくれている映画館のおかげです。
ありがとう![ぴかぴか(新しい)]

今回は、レディスデーでも映画の日でもなく、平日の朝いちの回を見たのですが
けっこう混んでいた。
でもって、やたら年齢層が高かった。

中高生もいるにはいたけど
お年寄りの夫婦率多し。
お年寄り男性のぼっち度も高し。

アニメにしては珍しい客層。
テーマがテーマだからか?




内容に関しては、賛否両論があるのもうなずけるって感じでした。

私は嫌いじゃないけどね。

ただし、純然たるエンターテイメントを求めて見ると、肩すかしを食らうのは必至です。
飛行機が出てくるといっても、「ラピュタ」や「紅の豚」とは対極にある話なので、くれぐれもご注意を。

奇想天外さや爽快感とは無縁。
とはいえ、「実写でやったらいいのに」風では決してない。

アニメ作品として、ちゃんと成立している。
つか、アニメでしかできないよ、これ。

さすがは宮崎駿監督です。
もしくは、鈴木敏夫プロデューサーの手腕。

私的には、ときおり挿入される幻想(夢の)部分が好き。
あれがあるから、現実シーンが際立って迫ってくるのだと思う。

もうひとつの賛否両論を巻き起こしている(苦笑)声優さんですけど
庵野秀明監督の二郎は、言われているほど悪くなかったです。

正直、第一声からしばらくは違和感バリバリでしたが。(笑)
中盤以降は、ちゃんと二郎に聞こえた。

庵野さん曰く「演技はしていない」というから、監督恐るべし。
あんがい才能あるんじゃない?
次のエヴァに出てみる?(笑)

この時代のこの時期にこの内容の映画を作る。
スタジオジブリの底力は、やはり並大抵のものではないですね。

余談ですが、黒川さんのツンデレぶりに萌えたのはナイショ。
奥さんともども、メチャいい人だー。

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